【集荷型】はおいしさにも貢献している
こんにちは。
エマリコくにたち代表の菱沼です。
今日は、当社の特徴である「集荷型」の直売所だという話をしたいと思います。

いまでは4台の車で集荷と配送をしている当社ですが、創業した当初は譲り受けた古い軽バン1台農家さんを巡っていました。
いまでは生産していない三菱のミニキャブバン。譲り受けたときは十万キロ弱を走っていましたが、でも足回りはがっしりして頼もしいヤツでした。懐かしいです。
集荷をしている直売所というのは珍しいのですが(まして行政からの補助金や農協の支援も無いケースだとかなり珍しいのでは?)、これはなんでやっているか。
メリットは色々挙げることができます。
①農家さんが畑の作業に集中できる。納品に時間を取られなくて済む。⇒品質が上がる
②農家さんの現場の新鮮な情報が得られる。
③車の運転がタイヘンな高齢の農家さんも出荷できる。
④1台の車で複数の農家さんの商品を運ぶので、CO2の排出削減になる。

さらに、どうしても野菜の量が少なくなる時期というのがあり、それを「はざかい期」と言います。
⑤「はざかい期」に、優先して出荷してもらえる。
そんな隠れたメリットもあります。持って行く必要がなく毎日来てくれるので、農家さんからすれば、収穫物が少ないときには「しゅんかしゅんか」にだけ出しておこうか、ということになります。「はざかい期」にも野菜が集まるかどうかは、直売所にとっては死活問題です。
とまあ、メリットを列挙してきましたが、最初から計算されたビジネスモデルだったわけではありません。
じつは集荷をしているのは、苦肉の策なのです。
これは前回の「お知らせ」に書いたように、鮮度を活かすために「駅前型にこだわりたい」ということに繋がります。
都内の駅前で直売所をやるとなると、広い駐車スペースは用意できません。何人もの農家さんが納品に来たら渋滞してしまいます。
そうすると、駅前型でやろうとすれば、おのずと自分たちで集荷して1台の車で何とかする、ということにならざるをえません。
つまるところ、集荷型のメリットとして書くならば、
⑥広い駐車場を用意しなくてよい
ということになるのですが、順序としては駅前でやりたいなら集荷するしかない、というのが創業当初の考え方でした。
そうして苦肉の策で始めたところ、①~⑤のようなメリットが生まれた、というのが本当のところです。ぜんぶ計算ずくだったらカッコいいのですけどね!
結果として、集荷して回っているということに、多くの農家さんが感謝してくれます。毎日、各所に納品に行くのはしんどいとのことです。
農家さんが畑仕事に集中できるということは、それだけ品質が上がるということです。
そうして、消費者のみなさんの「おいしい!」にも、集荷は貢献していると考えています。
次回は当社のビジネスモデルにおけるもうひとつのピース、「買取型」について書きたいと思います。