影山の木曜カフェタイム
2026年6月3日 09:00

こんにちは。影山知明です。
木曜カフェタイム、9回目の投稿となります。
今回はなんだか、カタカナです。
お気づきになられた方もいらっしゃるかと思いますが、先日、セキュリテのトップページに、ファンドの募集状況を示す「ゲージ」の表示を復活させました。
募集総額に対して、どれだけの資金が集まっているかがひと目で分かるアレです。
チーム内でも、それを掲示することのマイナスの効果を危惧する声もありました。
集まっていないことがバレてしまう!というのです。
でもそここそが大事なところだと、自分は思いました。
確かに現時点でのトップページをご覧いただくと、ゲージが半分よりも左にとどまってしまっているファンドも多く、募集されている事業者の方には申し訳なく、また投資をご検討される方を不安にさせてしまう面もあるだろうなと、心がざわつきます。
でも、そうなってしまっている問題のほとんどは、ぼくらチーム側にあるのです。
一つ一つの事業やファンドの魅力をぼくらが伝えきれていないということが大きくありますし、そもそもに遡れば、募集総額が大き過ぎたのではないかという問題意識もよぎります。
ひょっとしたら、ぼくら自身が、現時点でのぼくらの資金調達能力を過大に捉えてしまっていたのではないか。
ゲージが復活して以降、トップページを見るたびに、「ああ……」と、落ち着かない気持ちになります。
でも、その「落ち着かない気持ち」こそが、改善の向けての原動力になるだろうと思うのです。
こういうのを「フィードバックループが働く」と言ったりします。
自分たちの仕事の結果を直視し、それを省みる回路がちゃんと働いているかどうか。
この回路が働いてさえいれば時間は味方になり、時間の経過とともに、仕事の内実はよりいいものになっていくだろうと思います。
先日、農家さんのお話をお聞きする機会がありました。
その方は、自分たちの生産した野菜の流通を農協などの人任せにするのではなく、自ら飲食店等に卸すようになって仕事が変わったと言っていました。
それまでは、自分たちの野菜をよろこんでくれる声も、不満に思う声も十分に受け取ることがないまま、なんとなく野菜をつくっていたと。
それが、そうした声が聞こえてくるようになって、さらにはお互いの信頼関係の醸成とともに、より率直な意見が聞こえてくるようになって、野菜づくりへの身の入り方がまったく違うものになったと言われていました。
「変な野菜を届けるわけにはいかないからね」と。
これも一つの、フィードバックループだと思います。
多くの場合、お客さんの声を直接に聞くことこそ最善のフィードバックループで、何よりの仕事改善へのきっかけになるのではないかと思います。
その点、自分たちを振り返ると……、反省しきりです。
コロナ禍の影響もあったとは思いますが、それを別としても、事業者の方、投資家の方と直接にお会いして、率直な意見をお聞きする機会を、今はあまりに持てていないなと感じます。
まれにそうした機会があったとき、待ってましたとばかりに、どどどっとフィードバックをしてくださるような経験をするたびに、「ああ、こうした機会を求めていらっしゃったんだな」と、反省とともに思うのです。
セキュリテがいい場として育つかどうかは、こうしたフィードバックループを、ぼくらがどこまで意識して構築できるかにかかっていると言っても過言ではないと思います。
みなさんのところに、会いに行かせてください。
〜2022.7.21 配信「木曜カフェタイム」〜
【Special Archive Collection】「木曜カフェタイム」記事の一覧はこちらからご覧いただけます。
※ この記事は、2022年当時にメルマガで配信されたエッセイのアーカイブ公開です。文章内の出来事や、影山知明氏の役職(当時:副社長COO)をはじめとする各種情報は、すべて当時の状態のまま掲載しております。あらかじめご了承ください。
※ 影山知明氏の最新の活動は「ぶんじキャピタルマーケット」をご覧ください。
vol9.【フィードバックループ】| 2022.7.21 配信「木曜カフェタイム」

こんにちは。影山知明です。
木曜カフェタイム、9回目の投稿となります。
今回はなんだか、カタカナです。
お気づきになられた方もいらっしゃるかと思いますが、先日、セキュリテのトップページに、ファンドの募集状況を示す「ゲージ」の表示を復活させました。
募集総額に対して、どれだけの資金が集まっているかがひと目で分かるアレです。
チーム内でも、それを掲示することのマイナスの効果を危惧する声もありました。
集まっていないことがバレてしまう!というのです。
でもそここそが大事なところだと、自分は思いました。
確かに現時点でのトップページをご覧いただくと、ゲージが半分よりも左にとどまってしまっているファンドも多く、募集されている事業者の方には申し訳なく、また投資をご検討される方を不安にさせてしまう面もあるだろうなと、心がざわつきます。
でも、そうなってしまっている問題のほとんどは、ぼくらチーム側にあるのです。
一つ一つの事業やファンドの魅力をぼくらが伝えきれていないということが大きくありますし、そもそもに遡れば、募集総額が大き過ぎたのではないかという問題意識もよぎります。
ひょっとしたら、ぼくら自身が、現時点でのぼくらの資金調達能力を過大に捉えてしまっていたのではないか。
ゲージが復活して以降、トップページを見るたびに、「ああ……」と、落ち着かない気持ちになります。
でも、その「落ち着かない気持ち」こそが、改善の向けての原動力になるだろうと思うのです。
こういうのを「フィードバックループが働く」と言ったりします。
自分たちの仕事の結果を直視し、それを省みる回路がちゃんと働いているかどうか。
この回路が働いてさえいれば時間は味方になり、時間の経過とともに、仕事の内実はよりいいものになっていくだろうと思います。
先日、農家さんのお話をお聞きする機会がありました。
その方は、自分たちの生産した野菜の流通を農協などの人任せにするのではなく、自ら飲食店等に卸すようになって仕事が変わったと言っていました。
それまでは、自分たちの野菜をよろこんでくれる声も、不満に思う声も十分に受け取ることがないまま、なんとなく野菜をつくっていたと。
それが、そうした声が聞こえてくるようになって、さらにはお互いの信頼関係の醸成とともに、より率直な意見が聞こえてくるようになって、野菜づくりへの身の入り方がまったく違うものになったと言われていました。
「変な野菜を届けるわけにはいかないからね」と。
これも一つの、フィードバックループだと思います。
多くの場合、お客さんの声を直接に聞くことこそ最善のフィードバックループで、何よりの仕事改善へのきっかけになるのではないかと思います。
その点、自分たちを振り返ると……、反省しきりです。
コロナ禍の影響もあったとは思いますが、それを別としても、事業者の方、投資家の方と直接にお会いして、率直な意見をお聞きする機会を、今はあまりに持てていないなと感じます。
まれにそうした機会があったとき、待ってましたとばかりに、どどどっとフィードバックをしてくださるような経験をするたびに、「ああ、こうした機会を求めていらっしゃったんだな」と、反省とともに思うのです。
セキュリテがいい場として育つかどうかは、こうしたフィードバックループを、ぼくらがどこまで意識して構築できるかにかかっていると言っても過言ではないと思います。
みなさんのところに、会いに行かせてください。
〜2022.7.21 配信「木曜カフェタイム」〜
【Special Archive Collection】「木曜カフェタイム」記事の一覧はこちらからご覧いただけます。
※ この記事は、2022年当時にメルマガで配信されたエッセイのアーカイブ公開です。文章内の出来事や、影山知明氏の役職(当時:副社長COO)をはじめとする各種情報は、すべて当時の状態のまま掲載しております。あらかじめご了承ください。
※ 影山知明氏の最新の活動は「ぶんじキャピタルマーケット」をご覧ください。
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